少し私のお話をさせていただこうと思います。
私のこれまでの人生を振り返ると、仕事が好きで、社会的には多くのチャンスに恵まれ、キャリアを積んできました。人前でプレゼンをする事も、多数の人の意見をディレクションする事も、アイデアを具現化する事も得意でした。しかし、その一方で、幼少期から感受性が強く、組織や社会の中に属すことに馴染めめない部分があり、常に違和感を感じながら社会に順応すべく生きてきたように思います。
何か違う。
スピリット(魂=本音)では、本当の自分の声を感じていながらも、マインド(思考)で蓋をして生きてきました。社会の常識という制限の中で生きることが正しいと思い込んで生きてきたんですよね。
ある日の事、それは突然。自分の思考には全く無かったキーワードが湧いて出てきました。何故そのようなキーワードが湧いてきたのか理解できないまま、その後は、何かに導かれるように宇宙意識、量子力学に出逢い「これこそが私の感じていた違和感の答え。求めていた答え。」と、腑に落ちた瞬間でした。これまでの自分に起きてきた事、体調不良、全てに納得をする事が出来たのです。
それから夢中で学びはじめました。正直、無信心者で宇宙の事やスピリチュアルという世界にあまり興味はありませんでした。物理も苦手でした。それは、深く知ろうとせず、イメージの先入観から私には関係ない分野というカテゴリに分類されていたものだと思います。
例えば、オーラ、霊的なものを感じることはできても、視覚で見えたことはありません。見えないものへの探究心は私には全くなかったのです。
スピリチュアルを学んだ私の主観になりますが、スピリチュアルにも歴史があり、キリストやブッタなどでは生死の不思議を説きました。マヤ文明などでは天文学や数学を用いり、宇宙や周期の謎を解き、今に引き継がれるものも多くあります。スピリチュアルは、霊的な事を指す方もいれば、精神的な事を指す方もいます。神様、天使、前世、天国、地獄、臨死体験、宗教、サイキック、直感、第六感、光、波動、占いなど範囲は広く、総称して、科学的根拠の無い世界を指していると思われます。また、スピリチュアルの世界も時代の変化と共に変容し、発信者も表現方法も多種多様であると感じています。
そもそも、スピリチュアル思考では、概念そのものを定義するものではなく、自由意識の世界なんですよね。人類は、未知なる事柄の謎を解明すべく、世界中の研究者が科学的根拠を追求し、立証できた事を学び信じます。そう、科学的に理論的に証明できないものが研究対象となる訳です。定義がない、定義を作らない、見えない世界を説明する事自体難しいですし、理解し難いのが当然ですよね。どこか怪しく、でも私達はお正月には初詣に行き神に願うし、葬儀や法事ではお経を唱え、あの世をどこかで信じていたりします。
スピリチュアルを知りたいと感じる人は、様々な発信者の表現の中からマッチするものと出逢えるか、また、それを受け止め腹に落とし込められるかどうか。それが覚醒のスタート地点と考えています。
私は、特定した実在する師やマスターは居ません。多くの発信者から学びました。私が考え、発信するスピリチュアルは現時点で「量子力学×スピリチュアル×心理学」なのだと思っています。まだまだ解明されていない素粒子と意識の見地とスピリチュアル的な意識と心理学的意識から構成され、スピリット・本心を意識する事で、自由な思考にシフトし、自分らしく生きることができると確信しています。
強い意識を持った時、その意識通り現実化します。私達は、意識次第であると信じています。
私の体験談を添えて、私の発信する表現に共鳴し、スピリットに届くものがあれば幸いです。
出逢うべくして出逢うあなたへ。